ガイア理論について知りたい方必見です。ガイア理論についてどこよりも簡単にわかりやすく解説します。2、3分でサクッとガイア理論について知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
ガイア理論とは?地球は1つの大きな生命体!?
ガイア理論とは、別名ガイア仮説ともいわれる【地球は巨大な生命体である】という仮説です。
地球は生きた有機体のように活動しており、生命と無生物が互いに影響しながら地球という惑星の生命を維持しているという考え方。
地球上で行われているすべての活動が地球自身の生命活動という捉え方ですね。
仮説かい!ただの都市伝説やないか!
このようなツッコミが聞こえてきそうですが、意外にもガイア理論は多くの研究者に賛同されてもうちょっと詳しく見ていきましょうか。
ガイア理論の提唱者はNASAでも勤務したジェームズ・ラブロック博士
ガイア理論の提唱者は、NASAでの勤務実績がある英国の環境化学者ジェームズ・ラブロック博士です。マンチェスター大学を卒業したのち、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院で医学の博士号を取得します。
そして米国でいくつかの大学で研究職を務めたあと、1961年にNASAに就職。NASAで働いていた頃にガイア理論を提唱しました。
ラブロック博士のNASAでの仕事は、地球外惑星の大気と地表の分析装置の開発。NASAでの仕事の経験によって、惑星と生物の相互作用について強く意識するようになったのです。
そして1965年頃ラブロック博士は、米国の生物地球化学者のアルフレッド・レッドフィールドとジョージ・イヴリン・ハッチソンの研究を基にガイア理論を提唱しました。
ラブロック博士は、「大気科学者には歓迎され、地球科学者には慎重な態度を取られて、生物学者には批判された」と回顧しています。この仮説は当時、反論が多くの学者から批判を受けました。
当初は理解されませんでしたが次第に賛同者が増えていきました。しかし批判によって理論が徐々に鍛えられ緻密化し、さらに多くの賛同者を得ました。
今では、ガイア理論に当初否定的だった科学誌『Nature』も、やがてこの説を評価するようになったほどです。仮説とはいえ、多くの科学者に信憑性がある仮説だと認められてます。
参考:地球温暖化対策の本質を考える
地球には自己調整機能がある
地球も私たちと同じような自己調節機能を備えています。下記にわかりやすい地球の自己調整機能の例を挙げていきますね。
- 植物の光合成による二酸化炭素の吸収と酸素の放出
- 海藻による海洋の酸素濃度の維持
- 微生物による土壌の形成
- 岩石風化
- プレートテクニクスや海底の熱水活動など、地球内部の活動
これらによる地球の活動は地球全体が地球を維持するために行われており、まるで地球が我々のような生命体であるように思われます。
まるで生き物であるかのように、地球には自己調整機能があるのです。地球環境の複雑性と、生命と非生物が密接に絡み合いながら生命活動を行なっているように見えますよね。
ガイア理論とガイアの法則は違う?
ガイア理論とガイアの法則は違います。そもそもガイアの法則とは千賀一生氏が書いた本「ガイアの法則」で提唱した理論のことで、ラブロック博士のガイア理論をもとに文明の興亡にまで言及した仮説です。
かなりスピリチャルな内容で興味深いので少しだけ解説します。スピリチュアルが好きな方はぜひ次の見出しをチェックしてくださいね。
ガイアの法則とは?
先述したようにガイアの法則は、ガイア理論をもとに千賀一生氏が提唱する仮説のこと。ガイアの法則によると文明の発展は1611年ごとに起こり、発展する場所に規則性があるといわれています。
文明極点が1611年ごとに西洋文明は西へ、東洋文明は東へと経度22.5度ずつ移動するのです。なお西回りの文明の発展は物質文明、東回りの文明の発展は精神文明とされています。
そして現在はといえば、1995年からアングロサクソン文明から次の精神文明へと変遷している過渡期です。次に栄える文明極点は東経135度で、その東経135度にある選ばれし国はなんと日本。さらに厳密にいうと兵庫県の淡路島です。
またガイアの法則には「東経135度ライン上に起こった1995年の阪神・淡路大震災こそ、1611年周期の文明起点大移動の象徴だった」と書かれています。
ここまでくるとかなり都市伝説っぽくなってきますね。まさに信じるか信じないかの世界です。
しかしスピリチュアル界隈では結構信じている方も多く、すでに淡路島に移住してる人もたくさんいるそうです。
下記に大人気の都市伝説YouTuberナオキマンの動画を添付するので、ガイアの法則について気になる方はぜひチェックしてみてください。
ガイア理論についてのよくある疑問
結局仮説だろ!?どのくらい信憑性があるのだ!?
そういった声が聞こえてきます。ここではガイア理論についてのよくある疑問についてお答えしていきます。
ガイア理論の科学的根拠はあるのか?地震は地球の自浄作用?
地球の複雑なシステムは完全に解明できていないので、科学的根拠があるとは断定できない段階です。
ガイア理論は、生物学・気象学・地質学など複数の科学分野の結果を統合した仮説で、まだまだ科学的な議論の余地が残されています。
地震は地球の自浄作用?
地震が地球の自浄作用であると直接言及する情報は見つかりませんでした。ただし地震は、地球の内部エネルギーの放出やプレートテクトニクス(地殻変動)の一部で、地球の地質的なバランスを維持するために起こる現象です。
地震が地球の自浄作用と考えてもおかしくはないのではないでしょうか。
ここからは完全な私見なので聞き流してくださいね。環境を破壊する人類が地球にとっての癌だとして、地球を守るために地震や災害で人類の数を減らそうとしているとしたらどうでしょうか。
地震・異常気象・感染症などのパンデミック、これらはもしかしたら地球自身が地球を守っているのかもしれませんよ。信じるか信じないかはあなた次第です。やかましわ。
ガイア理論は科学?スピリチュアル?
ガイア理論は科学的な仮説です。生物学者や気象学者からも支持される立派な科学的な仮説ですが、科学的視点からの解説を聞いても理解できずにスピリチュアルっぽく感じる方が多いのも事実です。
僕も地球全体が大きな生き物なんてスピってるって思いますし笑。
日本人はガイア理論をどう捉えている?
日本人は昔から自然と共生する民族です。山・川・海・木・岩・太陽・月などの美しい自然を崇拝し、八百万の神々として信仰してきました。
そのため日本ではガイア理論に共感する人が多く、ガイア理論を参考に地球環境の研究に貢献している日本の科学者も多くいるようです。
ガイア理論が与えた影響
ガイア理論が提唱されてから、地球システム科学が大きく発展しました。地球の気候変動・生物多様性の保全・環境汚染などの問題を多角的な視点から研究するようになり、現在における地球システム科学に大きく貢献しています。
サスティナブルという考え方は少なくともガイア理論の影響を受けたものと考えても良いでしょう。また、ガイア理論は科学だけでなく哲学・宗教・芸術・経済などにも影響を与えたといわれています。
ニューエイジ思想・地球崇拝など新たな価値観が生まれたり、ガイア理論を題材にしたSF小説などの芸術も生まれたりしました。人類の文化に大きな影響をもたらしたといえるでしょう。
地球は人間、人間は地球。。。はあ?
変なこと言い始めたね笑。
ここからはガンガン私見を述べていくぜ!さらっと流してねん♪
人間の体内には細胞や菌がたくさんいて、それと同じように地球上にはさまざまな生物が存在しています。私たち人間は地球という体の中の細胞の1つなんです。
そう考えると人間も地球にとって必要だから存在している、またその逆も然り。地球と人間は互いに必要な存在だというのが私が考えるガイア理論なのです。
しかし人間が地球にとって害悪ならば、一掃されることが危惧されます。人間には自分の体を守る為に自然に備わった能力である自浄作用がありますよね。例えば体内から有害な物質を出す為にアレルギー反応が起きる。
体内に入ってしまった病原菌を殺す為に熱が出る。このような自浄作用が地球にもあると考えてみてください。これは怖いですよ。だって環境を破壊しまくっている人間は地球にとっての悪性の腫瘍です。
そもそも人類のエゴだけで環境を破壊しています。大気汚染・水質汚染・森林伐採・原子力発電・人口の爆発的増加・そして核戦争。地球を破壊しまくっていますよね。
完全に地球にとっての病原菌、いや癌細胞です。その癌細胞を大掃除するのが自然災害や異常気象なのかもしれません。
まとめ(ガイア理論についての個人的感想)
ここもミニトマ男の個人的な意見だから興味ない人はガンガン飛ばしてねん♪
今回ガイア理論を知って僕もいろいろと考えさせられました。シンプルに地球を自分の体のように大切にしたいと思いました。それが結果的に自分、そして人類を守ることになる。
ガイア理論において地球を大切に思うことは人類を大切にすることなのですね。地球と人間は完全に一心同体で繋がっているんです。全ての生命体が地球にとって必要な細胞で、存在するだけで意味がある。
まるで仏教みたいです。僕の大好きな仏教の言葉に諸法無我というものがあります。すべての存在が互いに関連しあって成立しており、それ自体に恒常的な「自我」は存在しないという考え方です。自分一人では存在できない、相手がいてはじめて自分という存在が現れるという概念。
あなたが私で私があなた、地球が私で私が地球なんだよね、、、はあ?また変なこと言ってますね。聞き流してください笑。
ガイアの法則によると新時代に突入しているようですし、さらには風の時代も到来しています。風の時代については下記の記事で解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
自分のことを大切にする。そして地球にも優しくする。それだけです。私もそうします。こんなまとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。それでは今を楽しみましょう。イェイ。
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